URL転送ツールをアクセス解析に使う

こんにちは。tanzan です。

Google Adsense の様子を観察していますが、昔やっていた時ほどのクリック率は出ていませんね。多くの人が広告に慣れてしまったせいでしょうか。

それでも、5月中で確認できた中での最高額は1クリック474円ですから、アフィリエイトの利益率からすると「おおおっ!」ですね。クリックしてくれるだけで、売れなくてもこの金額ですから。

僕の数あるサイトの中には、1ヶ月にアフィリエイトで100円稼げないサイトも出てきていますから、1クリック474円はびっくりです。

ちなみに確認できた最低額は1クリック4円で、平均値は47円です。

さて久しぶりにURL転送ツールです。

このツール、最初は短縮URLを作るためのツールと考えて作ったのですが、僕自身は今はアクセス解析ツールとしての機能を重視しています。

と言っても、URL転送ツール自体にアクセス解析機能があるわけではなく、転送の仕組みとしてほんの一瞬空のページを表示してから目的のURLに飛ぶ仕様にしてあるので、その一瞬の間に Google Analytics などのアクセス解析コードの実行ができるわけです。

そうすると、URL転送ツールを呼び出した元のアドレスまでたどることができます。URL転送ツールを調べたいサイトに入れて、共通の Google Analytics コードを記述しておくと、元のページの解析データから、URL転送ツールをどれくらい呼び出したかまで把握できます。

URL転送ツールを呼び出しているパラメーターもURLの一部として記録されますから、どこへ飛ばすためのリンクが何回どこから呼び出されたかが把握できるわけです。

例えばアマゾンと楽天の同じ商品を紹介して双方にURL転送ツールを使ったリンクを並べて付けてある場合、どちらがどれくらいクリックされたかを比較することなどができます。

Google Analytics には「ページ解析」という面白い機能があるのですが、特定のページから出ているすべてのリンクが何%のアクセスを集めているかを表示してくれます。

この機能を使うと、URL転送ツールを呼び出している率がどれくらいかもすぐにわかります。

大技を使えば、複数のサイトからURL転送ツールを呼び出し、どこのサイトから呼び出したかに応じて Google Analytics のコードを変え、それぞれのサイトの統計データとして反映させることも可能です。僕自身はそこまでやっていませんけど。

最近は Google Analytics のデータと、Google ウェブマスターツールのデータを使いながら、サイトの修整やページの新設を図ることが多いです。Yahoo!Japan が Google の検索エンジンを採用して以降、Google のツールを使えば、トラフィックの9割は把握できる、ということですから。

また、近々URL転送ツールの売り方を変えようと思っています。現在はまだ、直接注文を受け、直接振り込みを依頼し、直接プログラムをお送りする、というやり方をしているのですが、結構手間がかかりますし、中にはメールのやり取りをしばらくしてから「やっぱりいらん」という方もおみえです。
1万円のツールなら時間をかける価値もありますが、千円のツールですから、面倒なことはできないなあ、と思い始めました。

ですから、準備ができ次第、電子ブックなどを販売しているDL-Marketでの販売に切り替えようと思っています。こちらは手数料をとられますが、自分でする作業がぐっと減りますので。


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