当社では50余りのサイトを運営しています。正確な数は、サブドメインやブログをどう数えるかにもよりますからわかりませんが、Google Analytics に登録されているのがおおむねこれ位、ということです。
さて、Google Analytics を使って各サイトの統計値を見てみると千差万別。コンテンツがかなり違いますから当たり前なのですが、それでも傾向として二つに分かれます。
それは訪問者の滞在時間が長く、直帰率が低いサイトと、その逆で滞在時間が短く、直帰率が高いサイトです。
それはつまり、読者の期待している情報・コンテンツがそこにあるかないか、の違いですね。
文章の量が多い、コンテンツが多いサイトであっても、滞在時間が短く、直帰率が高いサイトも存在しますから、単に「良いコンテンツがある」かどうかではなく、「検索エンジンからやってくる読者が探しているものがあるかどうか」がやはり重要なようです。
滞在時間が長いサイトほど、あたりまえですが Google Adsense とか、各種のアフィリエイトでの成果が高くなる傾向があります。広告に気がついてもらえるかどうか、ということなのでしょう。
自分の行動パターンを考えてみればわかりますが、検索をかけて訪れたサイトに自分の探しているものがなさそうだと思ったら、すぐに閉じてしまいます。他に何が表示されているかは気にもかけません。
いたずらにSEOをかけて訪問者を増やすよりも、訪問者がとどまる工夫をする方が、たとえ若干訪問者が少なかったとしても有効である気がします。