■ 栗原はるみ ■
こんにちは。tanzan です。
まずはお礼から。以下のブログでこのメルマガを紹介いただきました。ありがとうございました。
http://www.affiliateportal.net/archives/2004/11/post_226.html
アフィリエイト・ポータルネット
ここは本も出されているあびるさんが管理をされているサイトです。お勧めメルマガ3つの内の一つとして紹介していただけました。
このサイトにはコミュニティもあり、情報のやり取りもされていますのでぜひ覗いてみて下さい。僕自身はメルマガや自前のサイトの掲示板でも手一杯なので参加していませんが。
11月14日号で「ヴィトンのページを作っちゃえ!」と書いたところ早速実行されて、売上が出た、というレポートをいただきました。
「え?そんなに早く売れるの」と思われるかもしれませんが、ページランクがそこそこあるサイトだと、早ければ数日以内で検索エンジンから反応が出てきます。
はい、ここです。この方は6日目に売れたそうです。
http://www.moaroma.com/dinos/vuitton.html
僕のページよりずっとデザインもいいじゃないですか。こりゃやばいなあ。
皆さんこのページからしっかりデザインとか、どこのASPを使っているかとか、どのようなリンクを使っているかとか調べまくって、役立つところは吸収してください。
僕は「ヴィトンはこのショップで扱っていたのか」と思ってしまいました。既に提携しているショップなのにどんな商品があるのかきちんと見ていませんでした。楽天市場のお店よりも料率も良いし、商品画像も良いですね。以下で提携できます。
http://deserveit.jp/link.php?id=linkshare
話は変わってクリスマスケーキがホットですが、アフィリエイト商品ではありませんが、こんなものもありますよ。アフリカを支援する小さなNGOが手作りで焼いているものです。これは個人的なお勧めです。
http://www.minc.ne.jp/~danka/xmas.htm
■ 訪問者を増やす
アフィリエイトで成功するためには訪問者を増やす、ことが重要です。前にも掲載した数式です。
1)報酬額
X
2)潜在的購入者
X
3)自分のサイトに来る人の率
X
4)クリックする人の率
X
5)購入する人の率
自分のサイトに来る人を増やせば、当たり前ですが、直接売上に効果が出てきます。ですから皆さん必死にSEOをやるわけですね。
SEOはある特定のページを検索結果の上位に表示させよう、という手段です。でも要は「自分のサイトに来る人を増やす」ことが重要ですから、オプションはそれだけではないのです。
世の中には「限界収益逓減法則」というものがあります。アフィリエイトの解説でこんな難しい言葉を書いているケースはまずないでしょうけども、難しい言葉とは裏腹に意味するところは簡単です。
つまりコストや手間をかけ始めた当初は大きな効果が出るが、それ以上の効果を出そうとすると、かかる費用が加速度的に大きくなってしまう、逆に言うと同じコストをかけるだけでは効果が出にくくなってしまう、というものです。
検索エンジンの100位にあるページに1時間かけて最適化を施し、50位まで上がったとします。じゃあさらに1時間かけたら1位になるか、と言ったら、そんなことはまずありません。やってみたら40位とか。さらに1時間かけても35位どまり。なんて。そして多くのページはそれ以上どれだけ時間をかけてもほとんど順位に変化がない、ということになります。
これが現実で、コストや時間をかければかけるほど良い、というものではないわけです。「コストと効果」の相関性を考えると、程ほどのところでとどめておくのが合理的なのです。
「そんなこと言っても、それじゃ人は来てくれないじゃないか!」
問題は「そのページに来させようとする」から大変なのです。
発想を変えて、その時間を他の手段に振り分ければ、かける1時間から得られる効果は大きなままです。「他にもオプションがある」というところに気が付けばよいわけです。
考えてみてください。Google の検索結果の10位に表示されるページ一つと、20位に表示されるページ10個とでは、どちらが合計のビジターが多いでしょうか?
もちろんケースによって異なりますが、作るのは圧倒的に20位のページのほうが簡単です。訪問者数はあるいはまだ10位のページのほうが多いかもしれませんが、かけた時間で割ってみたら、20位のページのほうがパフォーマンスが良いかもしれません。
つまり「低位のページをたくさん作る」というのは、かけた時間を考えれば、上位のページを苦労して一つ作るよりも、効果が高い可能性があるわけです。そこでは「いかにして速くページを作るか」がテーマになります。
これはサイトレベルでも言えることで、50万円を稼ぐ一つのサイトを作るのはとても大変ですが、10万円を稼ぐサイトを5つ作る方がより現実的です。
僕自身の経験から言うと、「50万円を稼ぐサイト」を計画して作ることは非常に困難です。でも月に10万円稼ぐサイトなら、設計して作ることは可能です。
以下の例を見てください。これは僕のあるサイトのケースです。どちらもまったくの白紙状態から新規に立ち上げたサイトで、結果が確定している9月までの数字です。YAHOO 登録などもされていません。外部からのリンクもほとんどありません。
一つ目のサイトは10万円に届くのは5ヶ月目。数字は未確定ですが10月です。
2004/09 \ 94,844
2004/08 \ 55,684
2004/07 \ 11,305
2004/06 \ 6
一つだけだと偶然だと思われるかもしれませんからもう一つ。こちらは2月開始で7月に10万円を超えています。6ヶ月目。
2004/09 \ 176,318
2004/08 \ 120,482
2004/07 \ 150,554
2004/06 \ 63,531
2004/05 \ 39,800
2004/04 \ 43,304
2004/03 \ 14,504
2004/02 \ 8,704
上の二つのサイトの特徴は、多くの人が思いつくようなメジャーなキーワードをかけても検索には引っかかってこないことです。クリスマスケーキも、コエンザイムもありません。
とっている戦略は「マイナーなキーワードのページをたくさん作る」というものです。その方がメジャーなキーワードのページに力を割くよりも効率が良いことがあるのです。いや、実際には「キーワードを区別せずにたくさん作る」ですね。
なんと言うか、びっくりするような大きなヒットは滅多に出ませんが、ページを増やすに従いじわじわとサイト全体のビジター数は増え続け、非常に安定しているのです。
商店は売っているものが決まっていますから、特定の商品名で検索エンジンの上位を狙うのは宿命です。
一方アフィリエイトは「どんな商品でも売ることができる」のが強みなのです。いたずらに売れ筋商品で上位を目指す必要は必ずしもなく、そのような時間や費用を他の戦略にまわすほうが効果が高いこともあるのです。
■ 栗原はるみ
さて今回紹介する商品は「栗原はるみ」です。栗原はるみさんは有名な料理研究家で、簡単でおいしく、しかも見栄えも良いという3拍子揃った料理を次々に繰り出して人気があります。ちょっと味付けが濃いかな、という気はしますが、それはともかく。
もちろん栗原はるみさん本人を商品にするわけではありません。彼女の本や関連グッズを商品にするのです。お世話になっている方も多いですよね?
「彼女の本を1ページに一冊紹介するのかな?」
それでも悪くはないのですが、上のほうに書いた話を参考にしてください。「ページを増やす」のが要点です。だから項目がたくさん必要なのです。
栗原はるみでたくさんあるものと言えば・・・本よりもたくさんあるものと言えば・・・そう、本に書かれているレシピです。
もちろん本のレシピを丸ごとコピーして掲載したら著作権法違反で捕まってしまいますよ。そうではなく、実際に作ってみるのです。
例えば我が家には栗原はるみ本が数冊あり、毎週のようにメニューに登場するのですが、それを見るたびに僕は「もったいないなあ」と思っています。
手順をデジカメで撮影して、感想とか、自分なりの工夫とかを付け加えれば1ページできあがり。1ヶ月に10品作ったら、10ページ出来上がり!1年で120ページ出来上がり!
そこで料理名とか、栗原はるみとか、関連する食材とかをキーワードにして、本や食材、食器とか台所用品、お料理ファッションとか、そんなものを紹介してしまえばよいのです。
どんな商品があるかご存じない方はこちらをどうぞ。これ以外にも彼女が企画デザインしたグッズがありますが、楽天市場とかならあるのかな。
露骨にやるなら「検証!栗原はるみのレシピ」とかいうサイトでも良いし、「もうちょっとオリジナリティが欲しい」と考える人は「簡単クッキング」とでもして、どこかに「参考:栗原はるみ」とか書いておけばOK。
オリジナルの工夫を多めにして、30ページもたまれば YAHOO に登録できるかもしれません。
「他人のレシピを使うなんて、そんな人のふんどしで相撲をとるような・・・」
そうかもしれません。でも栗原はるみのレシピを利用しているのなら、日常生活に人のふんどしを使っているようなもの。ふんどしを探している人のお手伝いをしてあげましょう。
もちろん「私は平野レミが好き!」という人は、それでOK。お菓子とか、カクテルとか、バリエーションはいくらでも考えられますよ。