■ 山中温泉 ■
こんにちは。tanzan です。
2004/12/09 号で取り上げた「コロコロブラシ」購入しました。
使ってみた感想は「効く〜!」
ブラシでごしごし、という爽快感はないのですが、マッサージ効果はかなり高そうで、磨いた後歯茎がじわじわ熱くなっているような感じがします。僕は虫歯になりにくい代わりに歯周病の危険がある(親父からの遺伝)ので、この歯ブラシはいいかもしれません。
さて今回は温泉の話です。日本に帰ってきて女房も「温泉行きたい!」と言っていますので取り上げることにしました。
今年は3連休が多い年だそうですが、2泊3日では海外旅行には短いですから、温泉旅行は結構売れるかもしれませんよ。
ところで取り上げるのがなぜ山中温泉か?これは昼神温泉でもかまいませんが別府温泉ではいけません。
「???」
何が違うかと言うと、僕が行ったことがあるかないか、という問題です。
「・・・」
あ、石は投げないでくださいね。
僕が行ったことがあるとどうなるか?もちろん記事が書ける、写真がある、資料がある、のです。つまり一つの温泉地を紹介するサイトを立ち上げてしまうのです。
おっと温泉のサイト、なんていうと、観光協会かどこかが作っている情報たっぷりのサイトを思い浮かべて「そんなのできないよ」と考えてしまうかもしれませんが、凝ったものを作る必要はありません。個人ぽいページで十分です。
トップページ、温泉や湯の質・効能の紹介、アクセス・交通機関、名物、付近の観光スポット、ガイドブック、そして肝心な宿の紹介。これで7ページ。はい出来上がり。資料から取った情報と、自分の感想、そしてできれば自分で撮った写真などを散りばめておきましょう。
これに必要があれば商品ページなんかを1ページ1商品、あるいは1カテゴリーでつけておきます。例えば有名な地酒があるのなら、その紹介に1ページ。もちろんアフィリエイトリンクをつけておくわけです。
■ 温泉サイトで売れる商品
このサイトでどんな商品が紹介できるか?温泉玉子?うーん。止めはしませんが。
僕のサイトでは、もちろん温泉旅館・ホテルの宿泊が第一ですね。そして観光ガイド。インターネットで売っているならその地の名物や地酒。民芸品(あまり売れないと思いますが、ページ数稼ぎには良い)。これらはいわば「直接関連商品」ですね。
さらに発展させましょう。「直接関連商品」があるのなら、そう、もちろん「間接関連商品」も存在します。
その温泉地には有名人が滞在したこととかありませんか?そしたら、温泉地紹介の中にさりげなくその話を書いておきます。そしてそこからリンクを付けて…
もちろんリンク先にはその有名人の関連商品のページを作っておきます。
例えば山中温泉だと片岡鶴太郎氏のギャラリーがあります。そうしたら鶴太郎関連グッズのページを作ってしまう。もっとおいしいのは和の鉄人、道場六三郎。この人の関連グッズは多いですよ。山中温泉とどういう関係があるかって?出身地なのです。
「そんな強引な・・・」
と思われるかもしれませんが、要するに「商品ページを増やす理由が欲しい」のです。
単に鶴太郎のページを一つ作るだけでは、そのページは宙に浮いてしまいますが、それを山中温泉のページからリンクすることによって、検索エンジンの目から見て、ちゃんとしたキーワードで固定するわけです。
山中温泉の情報を見に来た訪問者が鶴太郎グッズに興味を持たなくても全然かまいません。鶴太郎に興味のある人が訪問することを狙っているのです。
僕は勝手にこれを「アンカリング」と呼んでいます。つまり浮いてしまっているページにいかりを付けて固定する、という感じですね。
山中温泉には、松尾芭蕉も滞在していますから、もう少し商品も増やせそうですね。どんな商品があるかは疑問ですが。
■ ミニテーマサイトを
日本では温泉は大人気。温泉サイトはたくさんありますが、一個人が日本全国の温泉を対象としたサイトを作ろうとしても、それはほとんど不可能。たとえできても、ほとんどの場合、内容のない、薄っぺらなものにしかなりません。僕自身のサイトも、単に温泉旅館が羅列してあるだけ、ということになってしまっています。
ためしに「温泉」で検索をかけてみてください。このキーワードではとても上位には入り込めないことがわかると思います。
次に、特定の有名温泉旅館名で検索をかけてください。上位には当の温泉旅館のページを筆頭に、大手の宿予約サイトがずらずらと並んでしまいます。上位ページにアフィリエイトのサイトがまったくないわけではありませんが、ここも進出は困難。無名な旅館なら大丈夫かもしれませんが、それでは検索をかける人があまりいません。
今度は、適当な温泉名で検索をかけてみてください。無論、サイト数は有名温泉であれば膨大ですが、例えば「山中温泉」で Google で検索をかけた結果の上位を見てみると…おや?意外に少ないですね。特にアフィリエイターのページは上位にほとんど入ってきません。チャンスがあることがおわかりになるかと思います。
つまり、既にたくさん使われているような「温泉」というテーマであっても、適当な範囲を決めて切ることによって、検索エンジンを狙ったアフィリエイトはまだまだ十分可能なのです。
そして、山中温泉の宿紹介だけではちょっともったいないですし、更なるチャンスを求めて「間接関連商品」紹介ページも作っていくわけです。
もちろんこうした切り口は温泉だけに限らず、「札幌のビジネスホテル」とか、「名古屋駅近くのホテル」とか、いくらでも考え出すことができます。
もちろん宿泊予約だけでなく、札幌のホテルのページなら、「六華亭の生チョコ」を売り、名古屋のホテルなら、「すがきやの味噌煮込みうどん」でも売ってしまいましょう!
自分に多少の知識があるところからはじめるのが有利であることがおわかりになるかと思います。ネタは何でも良いのです。重要なのは「サイト(ページ)を作ること」です。どんなに小さなサイトでもかまいません。
僕はこうした小さいけれどもテーマ性のあるサイトを「ミニテーマサイト」と呼んでいます。このミニテーマサイトを増やしていくと、その内にお互いの間のリンクができてきたりして、次第に強固なものになってきます。
道場六三郎の関連商品は、山中温泉のサイトからも、料理サイトからもリンクできます。
■ 温泉旅行を仕事に
さて、こうやって自分の行った温泉地の紹介をホームページで行うとします。最初からその気があるのであれば、旅行前から資料収集を計画的に行い、また温泉地にいる間にもいろいろなものに目が行くことでしょう。
もしあなたの温泉地紹介も数がたまってそこそこの収入が出るようになったら…温泉旅行の経費を、仕事の経費として落としてしまいましょう!
あなたの職名?「温泉ライター」です。温泉を紹介して、広告から利益を得るのが仕事です。どのくらいやったら税務署が温泉旅行を経費として認めてくれるかはわかりませんが、理屈の上では決してできない話ではありません。
「温泉サイトの利益が30万で、旅行代金が30万だったので、利益はありません」
と言っている間は
「あんた、それは単なる家族旅行でしょ!」
と言われてしまう可能性がありますが
「温泉サイトの利益が240万で、旅行代金が60万です。もちろん税金も払いますよ」
となれば、税務署も事業所得と必要経費として認めてくれるのではないでしょうか。売上が200万とか300万になれば、普通は税務署でも事業扱いです。子どもの宿泊費まで認められるかどうかは怪しいところですが。