■ 堅く行こう ■
こんにちは。tanzan です。
このメルマガ、老舗ではありますが、一攫千金(と思わせる)ノウハウも書かないし、読者増を狙った対策も何も打っていないですから、一時3千を超えていた読者数も、間もなく2千を切るところまで落ち込んできました。
アフィリエイト関係のメルマガの発行者の多くは、メルマガ発行自体を収益構造の中に組み込んでいる人も多いのですが、このメルマガは、発行による収益はほとんど度外視。だから読者数が減っても、収益にはほとんど影響しません。ですから、書く方も気楽なものです。
ポイントの換わりにEdyが直接貯まるサイト、Edyパラダイスが11月4日にオープンしました。運営はEdyの元締め、ビットワレット社です。
現在、お友達紹介キャンペーンをやっています。Edyを使っている友達がいるなら、紹介してみましょう。これも一種のアフィリエイトかな。
九十九電機(つくもでんき)が会社更生法の適用を申請したそうです。九十九電機もアフィリエイトを実施していて、以前はそこそこ利益になりました。最近は年に1商品売れるかどうか、まで下がってきていました。
かつて僕のサイトから売れていた理由は、九十九電気にあります。よく見てくださいね。会社名は九十九電機。
実を言うと、会社名を間違えて、漢字変換で一番に出てきた「電気」としていたところ、検索をかける人も間違えるらしく、「九十九電気」で検索にかかっていたのです。
これ、わざとではなく、知らずにやっていました。「なぜ、本家よりも僕のサイトの方が上に表示されるんだろう?」なんて不思議でした。
無論、その後本家も察知したらしく、さらには検索エンジンも、この手の間違いに対応するようになったようで、漢字間違いでの集客はほとんどできなくなりました。
その後どんどん九十九電機の商品は売れなくなりましたが、他にも僕のサイトで売れずに、サービスを停止してしまったケースはそこそこあります。
「あんたのサイトからの売上げなんて知れているから、因果関係はないのじゃない?」
と思われるかもしれませんが、僕自身は因果関係はある、と思っています。
つまり、僕のサイトから売れていない、ということは、WEB全体でも売れていない、ということの結果なのだろうと。僕のサイトでは商品リンクが主ですから、多くの人が検索して探すような特徴的な商品、「欲しい」商品があまりないところが消えていくのだろうと思います。
先月当社は、政府の仕事に応募できる業者としての登録をしました。正式には、「一般競争(指名競争)入札参加資格」といいます。
政府のサイトで仮の申込みをして、その後、必要な書類を揃えて送り、審査を受けて登録となります。
なぜそんな申請をするのか?もちろん、政府関係の仕事に進出を狙っているからです。
当社の場合、月によってはアフィリエイト部門の売上げが一番多いことが、まだまだかなりあります。しかし、アフィリエイトはあくまでも副業という位置づけで、本業はかなり「お硬い」ことをしています。
副業があれば、正業の方にもじっくりと取り組める、という寸法です。
政府関係の仕事は、競争入札になっている場合が多いですし、当社のような規模の小さな会社が取れる仕事は、単発的で、契約額も比較的低いものに当面限られます。
そのような時に、副業があれば、収入が平準化しやすくなり、また、アフィリエイトの収入を、必要な資格や設備を整備するための投資にまわすこともできます。
つまり、新たな事業を始めるときには、会社が赤字からスタートすることが多いのですが、当社の場合はアフィリエイトで黒字を出しながら、他の事業をゆっくりとスタートさせている、ということですね。
そしてもう一つ。硬い仕事の世界には、アフィリエイターはほとんど存在しないのです。
例えば上記の「一般競争入札参加資格」で検索をかけてみてください。
うざい、アフィリエイト・サイトはほとんど皆無です。
アフィリエイターが紹介する商品やサービスのほとんどは、いわゆる B to C です。企業が消費者に売り込む商品やサービス、ということですね。
アフィリエイターの多くは、まっとうなコンテンツを作る場合でも、消費者としての自分の経験や知見を活かしてサイトを作ります。レビュー・サイトはその際たるものでしょうか。
でも、世の中には B to B (企業向けの商品やサービス)とか、あるいは G(Government) が絡んでくる商品やサービスが存在します。日本政府関連機関へのサービス提供は、当社でも既に実施していますが、世の中には国連や世界銀行にサービスを提供する企業もあるのです。
B to C の場合だと、商品やサービスの単価はどれくらいでしょうか?家電製品でも数十万円。一般的に動きのある本やCD、あるいは食料品なら、数千円単位のやり取りが大部分でしょう。
ところが B to B の場合、最低が10万円単位。数百万円、数千万円、あるいはそれ以上の単位の取引も珍しくはありません。
「それ、どこの世界の話?」
と思われるアフィリエイターが大多数でしょう。そこがポイントです。つまり、アフィリエイトという見地からは、ほとんど競争がないのです。
もちろん日本政府や国連機関のサービスをアフィリエイトで売る、というオプションは多分ありません。もしそんなオプションがあったら、5%の報酬でも凄いことになるのですが。
アフィリエイトは、何らかの情報(コンテンツ)を提供して、そこを何らかの利益につなげるのがポイントです。そこは、Adsense を利用するか、他の関連サービスを紹介するか、工夫が必要です。
要は「答は見つけていない」のです。
でも、重要なことは「競争が少ない」点です。
読者の皆さんの中にも、クレジットカードの紹介をしている方は多いと思いますが、まっとうな収益を上げている人は限られていると思います。
特に、高報酬に釣られてクレジットカードに参入したものの、一銭も稼げないという人も多いと思います。
もし、あなたの目標が一攫千金であるなら、高報酬で競争が激しい商品やサービスに打って出るしかありません。
しかし、僅かでも良いから確実に利益を出してみたい、と考えるのであれば、アフィリエイターがまず手を出さないようなコンテンツを作ることです。
もしあなたが、お堅い、世間から見てあまり面白みのない仕事をした経験があるならば、それは競争のあまりないサイトを作るチャンスです。