■ 勝てません ■
こんにちは。tanzan です。
「白い恋人」でも賞味期限の改ざんなどが発覚しました。痛いですねえ。なぜかというと、各地の有名なお土産はネット上でもそこそこ売れるからです。「白い恋人」をはじめとする石屋製菓の製品は知名度が高かったですから、売りやすい商品だったのです。
もちろん単価は低いですし、楽天市場とかの商品が売れても、金額的にはさほどのものではないのですが。でも全般的にアフィリエイトの売上げが低調に推移しつつある現在、ちょっとでも痛いです。
アメリカの株価の下落に引っ張られて世界中で株安、そして一時的かもしれませんが円高が進みました。
これがアフィリエイトにどう関係するかって?読者の皆さん、ひょっとしてFXとか勧めていませんか?FX取引というのは僕も詳しくはありませんが、一時的にでも急激な円高が進むと、相当な損失を蒙るようです。
最近ブームのように成長してきているようですが、ローンのアフィリエイトが下火になったように、FXのアフィリエイトもブームが去ればどうなるかわかりませんね。
一過性が強いもので利益を出すことが悪いとは思いません。機を見てそれを利用するのもまた重要だからです。でも一つのものに頼っていると、ローンのように業界が宣伝を自粛したり、ブームが下火になったりすると、一挙に収入が落ち込むことになります。
9/22(土)、23(日)の両日、愛知県一宮市の我が社でネットショップ開設や、アフィリエイトに関する基礎知識の講座を開催します。一宮は名古屋からJRの快速で11分、駅からは車で送迎します。
昨年は東京で実施しましたが、このメルマガの読者の方の参加は1名だけでした。
一応NGO/NPO向けとうたってありますが、題材としてNGO/NPOが扱うような商品や情報を取り上げるということで、内容的には一般向けと変わりありません。
参加費はNPO職員など非営利活動をしておられる方、あるいは学生さんの場合1日5千円(税込み)、2日間で1万円(税込み)です。一般の方は1日7500円(税込み)、2日間で1万5千円(税込み)です。
楽天市場の商品は料率が低いので大きな利益には繋がりにくいです。では、高額商品を紹介したら…。車のベンツです。500万円の車が売れれば報酬は5万円!
item= のところや genreid= をいじれば、ベンツの車種を絞り込んだり、他のメーカーの車を紹介したりも簡単にできます。
<script src=”http://netshopowners.com/rakuten/rakutenjava.php?item=ベンツ &genreid=202420&type=full2&shop=a-mon&sort=5&field=1 &code=&devid=&afid=” type=”text/javascript”></script>
楽天アフィリエイトに登録されている方は、http://webservice.rakuten.co.jp/から、デベロッパーIDとアフィリエイトIDを調べて &devid=&afid= のところにそれぞれ書き込んで使ってください。
ブログなどでページの文字コードがS-JIS以外、例えばEUC-JPの人は、code=EUC-JPとして利用してください。
サイドメニューなど縦長表示にする場合には type=full2 を type=side に変更してください。
上ではわかりやすいように行換えしていますが、実際には1行に繋げて、ページの中に書き込んでください。
なお、楽天ブログなど、一部のブログでは機能しません。
さて今回のタイトル「勝てません」。なんに勝てないかと言うと…ネット通販の囲い込みです。
例えばこのサイトを見てください。
http://www.jal.co.jp/jmb/earn/life/
ここはJALのサイトですが、「マイルパートナー」という表示があります。このページからリンクされているお店は非常に数多く、アフィリエイトをやっている、あそこも、そしてあそこもあります。
JALのサイトでログインしてこのページから提携先のサイトを利用すると、利用額に応じてJALのマイルが直接貯まる、という仕組みです。
つまり、JALのマイルを貯めようと思う人がトイザらスで買い物をしたいと思った場合、このページから行けば、買い物の額に応じてマイルが貯まるわけです。
こうした形のパートナーシップは最近非常に数が多くなっています。つまり、WEBで検索して「どこで買おうか」と考える前に、こうしたマイルやポイントが直接貯まるサービスを経由してショップへ行ってしまうケースが増えていることが予想されるのです。
僕のサイトを経由してトイザらスへ行けば報酬は僕のもの。でもJALを経由して行けば、購入者のマイルになりますから、どちらがお徳かは明らか。僕だってJALを経由します。
ポイントサイトくらいがこうした提携をやっている間はさほどの影響はなかったかもしれませんが、JALをはじめとする大手企業がこぞってこのような提携を行っていますから、相当数のお客さんは囲い込まれてしまっていることでしょう。
一旦囲い込まれた人たちは、我々のアフィリエイト・サイト経由で買い物をするとはまず考えられません。
各ショップは一度利用した人を逃すまいと囲い込みをします。大手のサービスは付加価値を高めて囲い込みをするために大手のショップと提携します。さらに、大手のポータルサイトなども利益の積み増しのためにアフィリエイト広告を掲載しています。
昔ながらの商品紹介ページを作っていて、利益がどんどんあがらなくなっているのは当たり前ですね。大手が知恵を絞ってアフィリエイターから訪問者を奪っているのですから。JALのサイトがアフィリエイターのライバルだなんて知っていました?
ではどうしたら良いのか。結局こうした「囲い込まれた」人たちは、買いたい商品がある場合には検索をかけずにまっすぐに目的のサイトへ行ってしまいます。ですからアフィリエイトの対象にはなりにくいです。
つまりは商品を売ろうとして、商品情報ばかりを掲載していても、訪問者はあまり見込めないし、今後はますます見込めなくなる、ということ。
となると、結局のところ商品以外の「情報」をサイトに掲載して集客を計るのが一番、ということになります。検索エンジンも、コンテンツがしっかりあるページにはそこそこ人を送り込んでくれます。
あとは、こうしたトラフィックをどのようにしたら利益に換えられるか、ということを考えなくてはいけません。Google Adsense は良いオプションですが、もう少しオプションがないとリスクが高いですから。