■ テーマの選び方 ■
こんにちは。tanzan です。
なんだか最近メールのSPAMが急増中。まあこいつらはほとんど犯罪人みたいなやつらですからどうしようもありません。そしてトラックバックのSPAM。送り主を見たら、なんとメールアドレスまで公開しているブログ…。コメントで「やめてね」とだけ書いておきました。アフィリエイトの情報商材を売り込もうというのですから、まあ僕のサイトのコンテンツなんて全然読んでないんでしょうね。
最近以前作ったコーナー丸ごと訪問者がゼロになりました。更新だけはしていますが、基本的に以前作った商品情報しかないコーナーですから、Google に薄っぺらなサイトと判定されて、ペナルティを食らった可能性が大ですね。
さて前回の続きです。英語のアフィリエイト関係のレポートの内容です。なぜこのレポートの内容を紹介できるかと言うと、これ無料で公開されているものだからです。
それはさておき。このレポートの筆者が勧めているテーマの選び方は、いろいろなポータルサイトや大手ショッピングサイトのメニューを見る、という手段。
どういうことかと言うと、大手のサイトは情報量が多いですから、メニューが細分化されています。
例えば楽天市場のワインなら
ドリンク・お酒>ワイン>フランス・ボルドー>サン・テミリオン>赤
というように細分化されています。こうした細かい枝先の分類まで見ていって、自分に多少のコンテンツが書けそうな項目を見つけます。
このときに「ワイン」なんていうビッグキーワードをピックアップしてもダメで、もう少し細かいものを選びます。ビッグキーワードは競争も激しいですし、ビッグキーワードに関する濃いコンテンツを作るのは困難だからです。
この作業をじっくりやります。
「そんな、時間がかかるじゃないですか。」
当たり前です。
「コンテンツが書けそうなものがないんですけど…」
残念ですが、あなたには検索エンジンと仲良くなることは難しいようですね。厳しいですけどそれが現実です。
まあ、実際には50ページのコンテンツは無理でも、5ページくらいのコンテンツなら、多くの人にはネタがあるかと思います。レポートの筆者は50ページ、と言っていますが、それはまとまった利益を目指す場合のこと。とりあえずは5ページでも良いと僕自身は思っています。
例えば「サン・テミリオン」「ベビーカー」「ちびまる子ちゃん」をピックアップしたとします。この項目なら、多少の記事のアイデアがある、というものですね。この三つには何の関連性もないですが、ちびまる子ちゃん世代の、ワイン好きのお母さん、ならこの三つをピックアップするかもしれません。
次に、これに合う商品でアフィリエイトで売れるものにはどのようなものがあるかを調べます。当たり前のことですが、関連商品がなかったら、アフィリエイトを狙ったサイトはできませんから。
そして、実際にどれくらいの検索数があるか、ライバルサイトがとんでもない数ないか、などを調べます。
「ワイン」「ベビー用品」「アニメ」なんていうキーワードで仕掛けても、厳しいことは予測がつきますから、あまりビッグキーワードは使わない、ということです。
余談になりますが、情報商材で「当サイトはビッグキーワードで検索エンジン上位に表示されます」というのを謳っているものが結構あります。
「ほう、それはすごいですね」
と思いますけど、実はビッグキーワードで検索をかける人は、実体として何を探している人なのか良くわからないですから、あまり購入には繋がらないでしょうね。Google Adsense 狙いであればそこそこ意味があるかと思いますが。
単発のキーワードをテクニックで上位表示させても、検索エンジンのアルゴリズムが変われば一発でおしまいですから、長い目で見て集客ができるようなサイトを作っていくほうが得です。
さて、話を戻します。
いくつかピックアップしたキーワードの中で、一番利益の出る可能性が高いものを選びます。レポートにはいろいろな方法やツールが紹介されているのですが、英語圏でしか使えないものが多いので、その紹介は割愛します。
レポートには「一番利益が出そうなものを選ぶ」となっていますが、僕自身が勧めるのは「一番書いて楽しそうなものを選ぶ」です。慣れた人なら「一番利益が出そうなもの」でOKかと思いますが、そうでない人には、とにかくコンテンツのあるサイトをひとつ完成させる方が重要だと思いますから。
もちろん、検索をかけている人がほとんどまったくいないようなキーワードでは困りますけど。
ここまでがテーマの選び方なんですが、ポイントは、既存の大手のサイトのカテゴリー分けを利用する、ということですね。自分で考えていても、中心となるキーワードを切り出すことはなかなか難しいです。一覧表になっているものを見て選べば楽ですし、大手のサイトをいくつか渡り歩いて見ていけば、何か見つかる、ということでしょう。
ショッピングサイトだけでなく、YAHOOのカテゴリー分けなども参考になるかもしれませんね。
キーワードになるものを見つけるのが楽、ということのほかに、実際に使われているキーワードをピックアップできる、という点でも良いかと思います。
もちろん、キーワードは他のやり方でピックアップしてもかまいません。ふと思いつく、ということもありますしね。僕自身は雑誌の特集記事なども参考になると思っています。
そうそう、大切なことを忘れていました。レポートの筆者が勧めているのはキーワードを how why what などの疑問詞と結び付けられるのが良い、ということです。
これはつまり、そうした情報を求めて検索をかけている人が多いのに対応する、ということですね。
でも、このレポートの筆者の方法は、単独のキーワードをピックアップしてそれでSEOを施す、というところではとどまりません。なんと、この人はピックアップしたキーワードではSEOでまだ勝負できない、ということを前提にして戦略を練っているのです。
続きはまた今度。