やっぱりアクセス解析

■ やっぱりアクセス解析 ■

こんにちは。tanzan です。

前回は約1ヶ月前にメルマガを発行しましたが、経済状況は劇的に変わってきていますね。株価は暴落。僕は某ASP株で大損を抱え込んでいます。

「tanzan さん、昔、株を買うことを勧めていなかったですか?」

と、記憶力の良い読者なら突っ込まれるかもしれませんね。

実は一社の株は昨年中に売って利益を出しました。もう一社は持ち続けて含み損を出しています。

実を言うとこの両社とも、担当者のレスポンスが非常に速く、工夫している様子がわかったので購入したものでした。

一社はその後携帯向けサービスで成功して、世間の脚光を浴び株価は上昇。もう一社は、アフィリエイトから外へ出ないうちに、消費者金融の法律改正と取締り強化による広告費削減をもろにかぶって低迷。

読めませんねえ。未来なんて。

新しいサービスに手を染めました。それは写真の販売です。自分の写真を登録しておいて、売れると代金かポイントが貰えるというサービス。いわゆるストックフォトという奴ですね。

いくつかあるのですが、試してみて最終的に決めたのがこれ。PIXTA(http://pixta.jp)というサービスです。

サイトによっては、出品した写真を他で公開してはいけないとか、制限がうるさいところもあります。PIXTAは調べた限りそのような制限がないようなので、利益は高いとはいえませんが、利用してみることにしました。

実は僕の写真は過去にテレビ番組に使われたり、某大手飲料メーカーに使われたり、子ども用教材に収録されたり(キリンの交尾写真!)、国際機関のニューズレターのヘッダーに使われたりと、結構使いたいという依頼があったのです。

そこで、登録して写真をアップしてみたのですが…勝手が違いますねえ。今までに売れたのはこれ一枚。 報酬?250円です。

要は求められているのは、「写真そのものの芸術性」とかではなく、「用途に合った写真」なんですね。当たり前といえば当たり前ですが。

それならそれで、対応の仕方を考えれば良いはず。要はテーマを予測して、それに合致する写真を撮影してアップすれば良いはず(イラストなども可)。

え?これで大儲けできるのかって?まさか。趣味ですよ趣味。写真とかイラストとか、楽しく作品を作りながら、あわよくば利益になる。そんなスタンスです。

アフィリエイターの皆さんは、小サイズの写真なら525円で利用できますから、自分のサイトに合ったテーマで検索して、使ってみても良いかも。

自分の写真が売れた代金で、他の人の写真が購入できるのなら、そんな使い方も面白いかな、とひそかに思っております。

ちなみにこのサイト、アフィリエイトもできるようですよ。素材の紹介をしているようなサイトをお持ちの方は、やってみては?

Google Chrome という Google が作ったブラウザーが話題になっていますね。試してみましたが、なるほど表示が速いです。普段使っている FireFox も IE と比べるとかなり速く感じるのですが、さらに速い印象です。

Google Chrome の面白いところは、WEBサイトのショートカットを作れるところ。例えばG-mailへのショートカットを、Windows のデスクトップに置いておく、なんていうことが簡単にできてしまいます。

そして、このショートカットを使って Google Chrome でサイトを表示させると、なんとまあ、URLも表示されず、画面いっぱいにサイトが広がります。

つまり、WEBサイトのサービスを、まるで Windows のアプリケーションのような印象で実行する環境だということです。

ニュースを見ていると「Google Chrome が狙うのはIEではなく、Windows である」というようなことが書かれています。

確かに、こんな感じで多くのアプリケーションを、インターネット接続されたサイト上で利用するなら、Windows は不要で、必要なのはブラウザーだけになってしまいそうです。

発想の違いを感じますね。恐るべし Google。

余談ばかり長くなってしまいました。

サイトの数が多くなってくると、アクセス解析のデータに目を通すのがついつい面倒になってきます。なにしろサイトの数だけで数十ですから大変です。ほとんど詳細には見ていない時期が続いていたのですが、久しぶりに見てみると…

「おや?傾向が変わってきているぞ?」

サイトの消長もあるのですが、以前には気がつかなかったキーワードで訪問者が増えているページがあります。

最近、コンテンツを重視した、文字数の多いページを作ることが多いので、その中には言葉が沢山入っています。すると、必ずしも当初キーワードとは想定していなかった文中の言葉が、検索キーワードとなっていることがあるわけです。

意識していなかったのですから、title タグにもそのような単語は入れてありませんし、強調もしてありません。

逆に言えば、title タグの中に入れたり、h1 タグに入れたりすれば、検索結果でさらに上位に出る可能性があるはずです。

自社商品がある企業の場合は、狙った言葉で検索結果上位に出ないと困ります。

ところが、アフィリエイトの場合は、極端に言えば、どんな単語でも集客できれば良いはずです。全く関連商品のない言葉では困りますが、そんな時は、とりあえず Adsense でも貼ってごまかしておくことができます。

関連商品がある言葉であったとしても、メジャーなキーワードということはまずありません。いずれにしろ、ロングテールの尻尾の先の方の単語ですから、検索している人の数は少ない、ということになります。

ところが、うまく合致する広告があった場合の成約率は、相当に高くなる傾向があるのです。

意図していないのに上位に表示されるくらいですから、メジャーなサイトではあまり使われていないキーワード、ということになります。したがって、比較したりする余地が少ないのでしょう。

僕のサイトの例だと、とあるサービスの資料請求、今月今日までのクリック数が7しかないのに、成約数が3です。

どんなキーワードかは教えられませんよ。だって、強力なサイトに使われたら、僕のページはひとたまりもありませんから。

要は、コンテンツを豊富にして、アクセス解析を使って、検索する人の言葉に耳を傾けよう、ということです。

コンテンツが貧弱であったり、あるいは「いかにも」という競争が激しいキーワードを狙いに行っていたのでは、そのようなチャンスはつかめないからです。