■ おやすみユメル ■
みなさんこんにちは。tanzan です。今回で原稿ストックがとりあえずそこを付く、そして今ちょっと忙しいので、次の発行は明日、というわけには行きませんのでご了承を。来週中には次号を出したいとは思っていますので。
「おやすみユメル」って何だ?と思われる方が多いと思いますが、今回はまず、アフィリエイトには外せない YAHOO 登録のことから書いてみます。
いやその前に先日「クリスマスケーキ予約」が Google で4位に入った、と書きましたが、その翌日にはもう21位。さすがにシーズンが近づくと、大手の有力サイトがどんどん上位に入ってきてしまいます。
来年は10月くらいから仕掛けないといけないかな。いっそ、1年中出しっぱなしのクリスマスケーキサイトもいいかも。
うん?でも2位は大手サイトではなく、個人のブログですね。しかもこの名前には見覚えが・・・うまいのはデザインだけなくて、SEOもばっちりだったんですね。しかも、10月と11月とに分けてクリスマスケーキを載せている!これは大技ですね。
■ YAHOO をちょっと
大昔(インターネット時代の大昔ですよ)は大手の検索サイトから「お宅のサイトを登録させてくれ」と言ってきたのですが、今は…名前も聞いたことがないような個人がやっている新しい検索サイトからの誘い以外はないです。
YAHOO のカテゴリー登録、確かに難しくなりました。実は僕も何度やっても登録してもらえないサイトがいくつかあります。
そこで考えたいこと。YAHOO にはどうやったら登録できるのか。いや、それ以前にそもそも YAHOO 登録は必須なのか?
YAHOO 登録が必ず必要か、と聞かれたら「ないよりはあったほうが良い」と答えます。でもできなくても悲観することは別にありません。
実は僕のサイトの中で一番大きな成果が出ているのは、YAHOO 登録にはいつも失敗している、そして独自ドメインもレンタルサーバーも使っていない、とあるプロバイダーがおまけでくれているスペースにあるサイトなのです。
スペースも狭くて置ける広告も限られているので引っ越したいのですが、利益が出てしまっていますから移すに移せなくなってしまいました。
「YAHOO登録を!」「レンタルサーバーで独自ドメインを!」なんて、アフィリエイトの参考書やサイトによく書いてあることと全然違いますねえ。でも僕のケースは「たまたま」だと思いますけど。
2番目3番目に成果があるサイトも・・・YAHOO には登録されていません。
それどころか、YAHOO に登録されているサイトにある広告は、考えてみたらアマゾンの本くらい。うーむ。これは書いていてとってももったいないことをしているような気がしてきた。
それはともかく。「YAHOO 登録は利益を出すための必須条件ではない」と考えてください。
「じゃあ YAHOO 登録は目指さなくてもいいのか?」
矛盾するようですが、できれば目指してください。必須条件ではないけど、やっぱり登録されていればいるほうが楽なのです。
なぜかと言うと、YAHOO の検索から人が来易くなるのはもちろん、Google 等他の検索エンジンの評価も高くなる傾向があるからです。
「よし!やっぱりじゃあ登録申請しよう!」
ちょっと待った!
アフィリエイト商品の紹介だけのサイトは、ほとんどはねられますから申請しても無駄かもしれません。
僕のサイトは7箇所が YAHOO に登録されています。しかしそのいずれもが、大きな利益には繋がっていません。実は他のアフィリエイトをやっているサイトの申請も出したのですが、ことごとくはねられました。
これが何を物語っているかと言うと、「アフィリエイト広告を前面に出したサイトは登録されにくい」ということですね。
そこで勧めるのがクリスマスの話題の時に書いた「コンテンツと商品紹介を分ける」という、あれです。
欲のない(ふりをした)サイトを一つ作り、その登録を目指しましょう。一つ登録されると、そのサイトの評価は上がりますから、つられてそこからリンクされているページやサイトの評価も上がります。
チャレンジしても登録されない場合はもちろんありますが、それでも、そうした登録を目指すためのコンテンツ・リッチなサイトをいくつか作っていくと、全体としてあなたのサイトは「厚みのある」サイトになります。
「サイトの厚み」なんていう表現は、SEOの本とかを見ても書いてないようですが、どうも僕にはそうした要素も大きいように思います。突出したページがなくても、ページランク2−4くらいのページがわんさかあるサイトです。
そうそう、YAHOO に登録するのは、別にトップページでなくてもかまいません。つまり、あるサイトの中に複数のコンテンツをフォルダーで分けて作り、外見上それぞれがトップを持つような構成にしておいて、それぞれを YAHOO 登録する、ということも可能なのです。
事実僕のサイトは以前一つのスペースの中で、二つが YAHOO 登録されていました。今はスペースが不足してきたので一つを移動させてしまいましたが。
女房は最初全体のトップページを YAHOO に登録しましたが、複数のコンテンツを設けて複数のサイト登録を目指すために、登録ページを一つ下のフォルダーに変更しました。
あまり知られていませんが、そんなことも可能なのです。
■ おやすみユメルって何だ?
「おやすみユメル」というのは一種のおしゃべり人形、不眠症の人向けに開発された、快眠グッズで女性に人気がある、という代物です。
僕はこうした記事は必ずチェックして、商品を調べてみます。
「何々、トミー製で、高島屋で人気とな。」
「高島屋のアフィリエイトで売れるかな・・・よし!あるぞ!」
「楽天やビッダーズでは・・・楽天に一店だけあるな。在庫少なし。」
「次に Google で検索をかけてみると・・・高島屋がトップでトミーが2番か。この壁は崩せそうにないな。じゃあ『通販』と組合わせてみるか。うん、これならいけそうだな。」
そして、ページランク4のページのトップで紹介してみました。2日後に引っかかり始め・・・1週間で高島屋から2つ売れました。楽天市場は売れた商品がわからないので確認できません。
この商品、Google で検索してみると(10月17日現在)該当するページは892件のみ。つまり、売っている店も少ないし、売っているアフィリエイターも非常に少ない、ということです。(ちなみにクリスマスケーキは90,400件。その違いがわかりますね。)
大きな記事で紹介されたのに、これは僕には不思議なこと。アフィリエイターがいかにニュースを読んでいないか、という証明ではないかと思います。
前に書いたコエンザイム、これは、マーチャントやASPサイドの「テレビに出るよ!」という情報に踊らされて多くの人が広告を掲載したものです。
楽天広場などはコエンザイムだらけになりましたが、「おやすみユメル」を掲載しているサイトは一つも見ていません。楽天アフィリエイトで売れるにもかかわらず、です。
毎日のニュースを見ていれば、商品情報やニュースリリースにあふれています。情報は氾濫しているのです。でも多くのアフィリエイターがそれに気が付いていないとしたら、気が付いたものの勝ち!です。
特にこのケースはストレートに商品名が話題になったものなのです。
もちろん「売れたと言っても二つだけじゃないか!」と言われたらその通りなのですが、重要なのは「売れるだろうと睨んで売れた」つまり、「読みを当てている」ことです。
高島屋はこの商品への商品リンクがありませんでした。仕方がないので「高島屋でオンラインで購入できる」とだけ紹介してありましたから、商品リンクがあったらもう少し売れた可能性もあります。
実はスーパーアフィリエイターが取るアプローチには二つあります。
一つは今回のように「調べて狙う」アプローチ。海外のアフィリエイトノウハウを読むと、必ず「まずニッチェを調べて狙う商品(カテゴリー)を決める」ことから入っています。
もう一つは「何が来ても引っかかるようにしておく」アプローチ。日本に多く、例えば有名な価格比較サイトのように、膨大なデータを駆使したサイトが該当します。でも特殊な技術などがないと、そのようなことはできません。
従って、普通のアフィリエイターに有効なのは「調べて狙う」アプローチなのです。
「おやすみユメル」の場合は特定の商品を狙いました。これがあるブランドだったり、特定の機能だったり、素材だったり、切り口はいろいろあります。
「おやすみユメル」の販売もまだ手遅れではありません。掲載しているサイトが少ないですから。もし「不眠症対策サイト」を持っているのなら、早速掲載してしまいましょう!
高島屋との提携はリンクシェアです。
さあ勝負勝負!